保険診断Q&A

節約・ライフプラン



■アドバイス

今は教育費準備と住宅ローン返済を優先 ローン返済中だけ医療保障を上乗せするのも一案

長岡さんのご家庭は、これから教育費などの準備もしていくことになるので、長期的なプランが欠かせないですね。保険は自分が不安に思っている部分をカバーできるように選ぶことが大切なので、自分なりの考えをもって見直しを検討されているのはとても立派です。
保険と貯蓄のバランスを上手にとって、長岡さんのご家庭にあったリスクマネジメントを考えてみましょう。

個人年金保険よりもローン返済を優先すべき?

住宅ローンはボーナス返済なし、毎月8.2万円の返済で、ご主人が60歳のときに完済できるようにしているので、ゆとりを持った上手な組み方だと思います。しかし、早く返済すればそれだけ利息負担も少なくなり、もっと他のことにお金を使うことができますね。老後資金の準備も大切ですが、ご夫婦とも28歳で老後までまだ時間があります。今は教育費準備や住宅ローン返済を優先するといいでしょう。
個人年金保険は今解約すると、支払った保険料総額より少ない金額しか戻ってきませんが、がんばって貯蓄を増やし、繰上げ返済で利息を節約した方が効果があると思います。40歳頃になったら老後資金を意識した資産形成をしていきましょう。

貯蓄を取り崩す不安も考えて医療保障の有無を検討しましょう


十分な貯蓄があれば医療保障は加入しなくてもいいという考え方もあります。入院1日5000円、1回あたりの入院限度日数120日の医療保険に加入した場合、120日の入院で60万円の給付金が受け取れることになります。手術給付金は最大で1回20万円受け取るので、手術をしたと仮定すると合計80万円です。120日の入院(手術1回)が生涯で2回あった場合には160万円、3回の入院なら240万円の給付金となります。この240万円を貯蓄でとっておけば、保険に入ったのと同じ備えになるといえます。

ただ、入院が3回以内かどうかはわかりませんし、病気のときや老後になると貯蓄を取り崩すことへの不安も大きくなります。実際、入院したのをきっかけに保険の加入を考える方や、60代前後の方から医療保険に入りたいというご相談も多くあります。保険は「金額の損得」だけでは判断できない部分も多いので、その点も十分検討していただきたいと思います。

住宅ローン返済中だけ医療保障を手厚くするのも1つの方法です

会社員の場合、4日以上会社を休んだときには健康保険から傷病手当金として給料の60%が最長1年半にわたって支給されます。高額療養費の払い戻しもありますので、健康保険の対象となる治療であれば、1ヶ月入院しても医療費は8〜10万円程度の負担です。民間の医療保険で入院日額5,000円に加入していた場合は、30日の入院で15万円の給付金が受け取れるため、医療費分はカバーできる計算です。ただ、個室に入ったときの差額ベッド代や、家族がお見舞いにいったときの交通費など、そのほかの費用がかかります。

また、住宅ローン返済中は団体信用生命保険で死亡リスクには備えられますが、病気で働けなくなった場合の保障はありません
長岡さんが現在ご検討されているように、まずは終身医療保険で入院日額5000円を確保し、ローン返済中だけ、あるいは貯蓄が増えるまでの一定期間だけ保障を上乗せする方法が適しているかと思います。

短期入院と長期入院のどちらを重視するか検討を

1入院あたりの限度日数が商品によって異なりますが、日数が長くなるほど保険料が高くなります。厚生労働省の統計によると、平均在院日数は60日未満が約80%、90日未満まで含めると約86%となっています。



病気の種類や年齢によって、平均よりも入院が長期化するケースがありますが、1入院60日まで、または120日までの保険で、80〜90%はカバーできるといえるでしょう。
「長期入院する可能性は低いので短期入院に備える」、「短期入院は貯蓄でもカバーできるので長期入院に備える」といったように、自分が不安に思うのはどこか考えて検討してみてください。


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