家計診断Q&A

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貯める・殖やす
伊藤さん顔写真 FP:伊藤美和

貯蓄や投資を始めてしばらくすると、誰の頭にも思い浮かぶのが1000万円という夢の数字。「1000万円お金を貯める」ということはハードル走に似ています。100万円、300万円とハードルをクリアするごとに貯まるスピードはどんどん加速していきます。この「貯める・殖やす」のコーナーでは、皆さんがハードルを楽に越え、早くゴールにたどりつけるよう、お手伝いができればと思います。何でもお気軽にご相談ください。

入社3年目、独身サラリーマンのマネープランは?−貯蓄預金・貯蓄貯金・中期国債ファンド・るいとうについて-
■ご相談者
相談者(仮名)
加藤智広さん

25歳 電気メーカー勤務。東京の社宅で一人暮らし。結婚の予定はいまのところなし。月収/21万円(手取り)
あてにできない年金をカバーするために今から備えて無理のない積み立てをしたいのですが
僕たちの年代は退職金や年金をアテにできない世代です。今のうちから少しずつでも老後に備えたいのですが、どんな商品がいいでしょうか。毎月1万円ずつくらいの積み立てを考えています。また普通預金に50万円ほど預けっぱなしになっているので、運用のアドバイスをお願いします。当分使う予定はありません。将来的には株式投資も考えています。


・家計状況
 月間収入  貯蓄
 手取り収入 210,000 円  普通預金 560,000 円
 月間支出  
 寮費(食費込み) 26,000 円
 外食費 18,000 円
 電話代(携帯含む) 15,000 円
 こづかい 20,000 円
 生命保険料 16,000 円
 社内預金 20,000 円
■アドバイス
まず、月収の4か月分をプールして、それから「るいとう」を始めてみては

リストラや会社の倒産が日常茶飯事の今、サラリーマンなら月間収入の4カ月分ほどをイザという時の生活費として、流動性の高い金融商品でプールしておきたいもの。会社で雇用保険に加入していた場合でも、失業給付を受け取れるのは1〜4カ月後になるからです(注)。金融商品を選ぶポイントとしては、万が一の時にすぐ使えるよう、安全ですぐ引き出せる点を重視しましょう。郵便局の「貯蓄貯金」、銀行の「貯蓄預金」、近くに証券会社があるなら「中期国債ファンド」などが第一候補です。貯蓄が80万円(月収の約4カ月分)になるまでは、これらの商品に預け分けましょう。

老後資金の積み立てには「るいとう(株式累積投資)」がおススめ。将来の株式投資に向けての勉強にもなります。結婚や住宅購入など他の目的の貯蓄が必要になった場合は、積み立て金額を減らしたり、一時的にストップすることもできます。

(注)会社の倒産などで「会社都合」扱いになれば約1カ月、「自己都合」扱いの場合なら約4カ月が、失業給付受け取り開始までの待ち期間の目安です。

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